2016年2月のRawstyleを振り返る+今月のおすすめ
Rawstyle方面のニュースを知ってる範囲で書いたり今月リリースされた曲を中心に良かった曲について書いてます。
2月の出来事から
■Unleashedが3周年を迎える
Digital Punkが毎月配信しているRawstyleメインのPodcast「Unleashed」が2月に3周年を迎えました。
記念ということでDropboxにて「Digital Punk - Firestorm (Defqon.1 Hardcore Edit)」をフリーで公開しています。他にもビデオメッセージや壁紙が入ってるフォルダなどもあります。
■Shellshockが解散
Fusion Recordsに所属していたRawstyleデュオ、Shellshockが分裂。
メンバーの一人であるGerodieはShellshockとしての活動を続け、RossはApexxという名義で活動するとのこと。
■GoliathがDirty Workz Anarchyを脱退
Rawstyle ProducerのGoliathが所属していたレーベル「Dirty Workz Anarchy」を脱退しました。音楽活動は続けていくようです。
暗めのニュースが続いたところで暗い曲紹介に移ります。
▼Hardcraft - D.Y.F. (16/2/1)
「D.Y.F.」=「Die You Fuck!」。End Of LineはWarfaceが目立ちまくってますが、他のアーティストもいいですね。
▼Deetox - Lower level (16/2/3)
Theracordsから。スクリーチバリバリのアグレッシブなRawstyle。
▼Jebroer feat. Stepherd, Skinto, Jayh - Banaan (Ruthless Remix) (16/2/5)
2014年のTrapをRawstyleにリミックスしたもの。これだけベースミュージック感の強いRawstyleってあまり聞いたことがないです。ということで変な曲。
▼Malice - Anger (16/2/8)
Gearboxはマイナーめなレーベルですがオススメ。Rebelion, Unresolved, Maliceなど良い感じなアーティストが揃ってます。こういうテンション低めというか、ストイックな感じのRawが結構リリースされてる。
▼Hard Attakk - Go To Hell (16/2/10)
ネタ感あったけどいいペースでリリースしていってるHard Attakkの新曲です。それにしても彼らの曲はRawstyleの中でもBPMが160くらいと早め。
▼Warface - Refuse To Follow (16/2/12)
声ネタのグリッチ具合が良いです。Warfaceは2月にはNightbreedからHigh Voltageとリリースした「Sanctuary」もあって、こっちは一転して暗めのRaw。
▼3 The Hard Way - Strength. Domination. Power. (16/2/12)
「3 The Hard Way」はJason Payne, Regain, Requiemの3人によるユニット。Hard Bass 2016にてデビューし、クロージング・アクトを務めました。この曲はHard Bass 2016で披露された曲で、かれこれ3週間くらいHardstyle.comのヒットチャートの一位に君臨してます。
▼B-Front & Digital Punk - For The Girls 2015 (16/2/16)
2011年の曲をセルフエディット。いつからRawstyleって呼ばれるようになったんでしょうね。原曲のほうのMV、5年前とはいえ二人とも若々しいです。特にDigital Punkが…
▼Mean Machine - Rise of the Machine (16/2/22)
Zany, MC Alee, Neophyteの3人から成る「Mean Machine」。MC AleeのクールなボーカルにRaw Kickが乗っかった非常にイケてる曲です。同EPに収録されているGas Erop (Raw Mix)はMean Machineと名乗る前にリリースしたハードコア「Neophyte & Zany ft. Alee & Diesel - Gas erop!」のRawstyle Remixバージョンです。
▼Riiho & Mrotek With MC Heretik - Fallout (16/2/23)
Dirty WorkzのRawのほう、「Anarchy」からのリリースです。超ダーク。
▼Gunz For Hire - Plata O Plomo (16/2/26)
2016年を代表するRawstyleになりそうな一曲。「Plata O Plomo」はスペイン語で「銀貨か、弾丸か(Silver or lead)」という意味。元ネタとなったのは実在の人物である麻薬王ことパブロ・エスコバルと捜査官の戦いを描いた「ナルコス」というアメリカのドラマで、「ワイロを受け取るか殺されるか、どちらがいい?」という意味で用いられています。
ちなみにそのワンシーンはこちら
しっかり言ってます
▼Dark Pact - I Don't Care (15/7/29)
ちょっと前の曲ですがメロディアスなやつを一つ。こういう系のRawは最近ではRawphoricとかEuphorawなんて呼ばれたりもしているみたいです。
こちらもよかったらどうぞ