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2017年9月のHardcore Techno おすすめのリリースまとめ

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2017年9月にリリースされたHardcore Techno周辺の曲からお気に入りのものをまとめました。

 

The Sickest Squad ft. MC Diesel - Q-Galaxy (BKJN OST) (17/09/07) [Q-Dance]

17/09/09にドイツで開催されたHardcore / Hardstyleフェス、Q-BaseのBKJNステージでのオフィシャルサウンドトラックです。 勇壮なメロディが美しいFrenchcore。

 

Hatred & Unproven & MBK - Betrayal (17/09/08) [Footworxx]

Hatredはベルギーのハードコアレーベル、FootworxxよりUptempo Hardcoreが三曲収録されたEP「F#ck The World」をリリースしました。全曲エネルギッシュなキックが詰まっていて素晴らしいのですが、Uptempo Is The TempoやTriple Six Recordsで活躍するUnprovenやMBKと合作したこの曲は特に強烈です。

 

Promo - Authentic (17/09/11) [The Third Movement]

The Third Movementを主宰するPromoはソロアルバム「Authentic」を自身のレーベルより発売しました。2015年の「Analog Mind In A D1g1tal World」となる今作は、BPM帯が150~200超と幅広く、Ophidianとの合作である「Born To Break」や「The Lion's Roar」のようにメロディアスなものから、表題曲の「Authentic」のようにインダストリアルなものまで収録されており、創造性に富んだ内容になっています。

 

Mike Cervello & The Galaxy - Confessions (Dither Remix) (17/09/15) [Barong Family] FREE

Industrial HardcoreアーティストであるDitherがYellow Clawの主宰するオランダのレーベル、Barong FamilyからリリースされたEP「Mike Cervello - Moodswing EP (Remixes)」にてなんとリミキサーとして参加。EDMやTrap等のトラックを多く扱っているレーベルからの登場にかなり不意を突かれました。リミックス自体もTrapを取り入れつつも最後にお得意のガバキックが打ち込まれたかなり変わり種な曲に仕上がっています。

 

Stereotype - Justice (17/09/21) [Dogfight]

Noize Suppressorが主宰していたNoize Recordsで活動していたStereotypeによる、Psy-Tranceのようなキックを取り入れたMainstream Hardcoreです。Hardstyle/RawstyleやUK HardcoreシーンではPsystyleを筆頭にローリングベースを取り入れた曲は今年に入ってから度々登場していましたが、Hardcoreにおいてはほぼ見かけたことがなかったので意表を突かれました。これがDogfightでの初リリースというのもなんだかすごい。

 

DEFORMER - Beat•Bukkake (17/09/21) [Redrum Recordz] FREE

先月来日したBreakcore・Jungleアーティスト、Deformerによるジャパン・トリビュートなフリーリリース。おそらく日本のアダルトビデオからサンプリングしたのであろう声ネタがやけに生々しい。フリーでのリリースですが、期間限定とのことなので早めにダウンロードしたほうが良いかもしれません。

 

The Anunnaki & The Fuze - R.A.V.E. (17/09/21) [Brutale]

The Anunnakiはアルバム「Church Of Noise」をBrutaleよりリリース。Brutaleというと全体的にテンポの早い曲が多い印象がありますがこのアルバムはやや遅めで、Next Cyclone等で活躍するThe Fuzeとの合作であるこちらに至っては160BPMとRawstyleとの親和性を感じるほどの遅さ。そのほかにもThe Satan、Gancher & RuinやTriamer & Nagatoといったクロスブリード系アーティストとの合作が多いのも興味深いです。

 

Tripped - 1987 (17/09/24) [T/W/B]

Motormouth RecordzやそのサブレーベルであるMadBack Recordsからしばしばリリースを行っているTrippedは今回フランスのテクノレーベル、T/W/Bより「The Jungle EP」をリリースしました。 ハードコアというよりはテクノに寄っていますが、どの曲もハーシュなウワモノと重いキックが痛快でお気に入りのEPです。リミキサーとしてThe Outside Agencyが参加しており、5曲目の「The Jungle (The Outside Agency Remix)」は150BPM前後から始まり金属的なサウンドのブレイクビーツ地帯を挟んで170BPMあたりまで加速する一風変わったリミックスになっていました。

 

eDUB & MBK - G (17/09/25) [Harder & Louder]

ロシアのCrossbreedレーベルであるHarder & Louderがリリースしたコンピレーションアルバム「Inner Circle LP」に収録されていた曲。今作はCDでの発売もされており、クラウドファンディングも行われていたようです。eDUBとMBKによるこの曲は普段早い曲ばかり作ってる二人とは思えないようなテンポの遅さに相変わらずのブルータルなキックが打ち込まれています。eDUBとMBKは通常はGarraという名義でUptempo Hardcoreユニットとして活動していることも考えると面白いですね。

 

Sei2ure - The Rhythm (17/09/25) [The Third Movement]

Sei2ureの今回のEPはSuck My Dick・The Rhythmの両曲ともにレトロかつチルな雰囲気漂うブレイクが異様でした。ブレイクとドロップのギャップがここまで強烈なハードコアはなかなかありません。

 

Deadly Guns & Rebelion Feat. Sovereign King - Power Of Truth (17/09/27) [Masters of Hardcore]

Deadly GunsとRawstyleユニットRebelionによる個人的にとても嬉しいコラボレーション。キックに変化をつけて落差を作ってくる感じがRebelionっぽいと思います。Deadly Gunsのメタル色を取り入れた展開も健在です。

 

F. Noize vs Anhatema - Get down (Official F. Noize Solo Anthem) (17/09/29) [Darkside Unleashed]

The Prodigy - The Day Is My EnemyをサンプリングしたアグレッシブなUptempo Hardcore。オランダで開催されている「F.Noize Solo Night」に向けられたアンセムでしょうか。頭一つ抜けたクオリティに脱帽。

 

Death By Design - Oktoberfest Anthem (17/09/29) [Masters of Hardcore]

ドイツで開催される世界最大規模の祭り、オクトーバーフェストをネタにしたあまりにも陽気なFrenchcore。管楽器やヨーデルが高速キックに乗せられていて終盤かなりカオスです。

 

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