2017年6月のRawstyle おすすめのリリースまとめ
2017年6月にリリースされたRawstyleの中からお気に入りのものをまとめました。
Deetox - Don't Let Go (17/06/12) [HARD with STYLE]
前作のParalyzed同様メロディアスかつダイナミックな曲調。Deetoxといえば、Defqon.1直前に犬と散歩していたところを雷に打たれるというショッキングなニュースがありました。その後入院しDefqon.1への出演はもちろんキャンセルになりましたが、現在は後遺症もなく快方に向かっているようです。
Marco V - GODD (Adaro Remix) (17/06/12) [Derailed Traxx]
2001年にリリースされたトランスのリミックス。ひたすら声ネタ・キック・スクリーチが繰り返されるストイックな仕上がりです。原曲はavexからリリースされていたコンピレーションアルバム「velfarre Cyber TRANCE 03」に収録されていたことから、日本のサイバートランス世代の人たちも意外と知っている曲なのかもしれません(そこらへんは詳しくないので実際はわからない)。
Riiho & Radiance - Thunder (17/06/13) [Anarchy]
Spoontech Recordsを主軸に活動しているRadianceとRiihoの合作。荒廃的なメロディが美しく、「Johann Johannsson - The Sun's Gone Dim」が元ネタとなっているようです。
Unresolved - Diablo (17/06/26) [Gearbox]
Unresolvedは冒頭のサイケパートも相まって非常にダークなトラックを制作。Hardstyle方面のアーティストが作るPsystyleはトライバルな雰囲気に寄った曲が多いですが、Rawstyleにはこういったノリが相応しいと思います。個人的にIndustrial Hardcore感が少し感じられるところも良いです。
Genox - Power (17/06/26) [Spoontech]
Genox久々のリリース。というかこの人は2012年から年一回のペースでSpoontechから曲を出し続けているようです。Rawstyleながらリバースベースキックを用いている曲で、B面のTribeではPsystyle Mixも作っていたりと挑戦的。
Maad and Flame - Fist of blood (17/06/26) [Sector Zero]
TraxtormのRawstyleサブレーベル、Sector Zeroからのリリース。Maad and Flameはレーベル第1作目のコンピレーション「Roots Of Tomorrow」に収録されていた「Evolve」ぶりで、非常にパワフルなトラックです。
X-Pander - Make It Pop (17/06/28) [A2]
X-Panderはここ最近のトレンドであったユーフォリックに寄ったスタイルの曲を公開。ここまで行くとほぼメインストリームのHardstyleじゃないかという気もしますが、Hardstyle方面のトレンドとは異なるバイブスが感じられて面白いですね。先述したGenoxのリバースベースキックを用いたトラックといい、こういった傾向が今後どう展開していくか気になります。