2017年8月のRawstyle おすすめのリリースまとめ
2017年8月にリリースされたRawstyleの中からお気に入りのものをご紹介しています。
DJ Isaac - Burn (Sub Zero Project Remix) (17/08/09) [Dirty Workz]
昨年2月にリリースされたDJ Isaacの名曲をSub Zero Projectがリミックスしました。エモーショナルなブレイクはそのままに、ドロップで最近のSub Zero Projectらしいパンチのあるキックが炸裂する非常にキャッチーなトラックです。
Dj Thera - Welcome To The Valley (Dance Valley Hard Anthem 2017) (17/08/09) [Theracords]
17.08.12にオランダで開催されたDance Valley 2017のHard Anthemです。HouseからHardstyle、Hardcoreと幅広いジャンルのアーティストが参加していて、規模の大きさが伺えます。近頃は月に1,2曲はリバースベースを用いたRawstyleを見かけている気がしていますが、この曲もすこし独特なリバースベースキックが前半鳴ってます。後半もTheraらしいEuphoraw/Rawphoricで良い。
Clockartz - Delirium (17/08/09) [Delirium]
Clockartzは自分たちの新レーベル「Delirium Music」をスタート。一つ目のリリースはレーベル名を冠したこの曲で、少し前にRoughstateより出された「Rockafella」のようにメインストリームのRawstyleとは一線を画したものになっています。DJ Magによるインタビュー(オランダ語)では「Delirium Musicを5つの言葉で表すと？」という質問に「新鮮、無限、イタリア、クール、そしてセクシー！」と答えており、Rawstyleシーンに新しい風を吹き込んでくれそうな予感がします。
Jack Of Sound & N-Vitral - Who You're Fucking With (17/08/14) [Unleashed]
Jack of Soundは新たに契約したUnleashed Recordsより2曲のEPをリリースしました。Hardcore DJ/ProducerであるN-Vitralとの合作であるこの曲はSchranz(シュランツ)キックを取り入れたハードグルーヴなトラックです。
ちなみにJack of Soundは10/28(土)に東京に来日予定です。
Ran-D - Zombie (17/08/14) [Roughstate]
昨年のQlimaxで初めて公開された曲がとうとう発売されました。1994年にアイルランドのロックバンド、The Cranberriesによって製作された北アイルランド紛争を取り上げた反戦歌である「Zombie」をRan-D自らが歌い直しRawstyleにアレンジしたもので、7月に公開されたFrequencerz - The Unknown同様待望のリリースになったのではないかと思われます。ちなみにHardcore方面でもよく原曲のボーカルをネタにしたトラックが作られています。
Crypsis - For Your Mind (D-Sturb Remix) (17/08/16) [Minus Is More]
Crypsisが2012年に製作したアルバム「Cryptology」に収録されていた曲をD-Sturbがリミックスしました。冒頭のバンギンなキックが非常に特徴的ですが、原曲のメロディを取り入れつつアレンジを加えた中〜後半も良いです。
Warface - Welcome To The Jungle (17/08/17) [End Of Line]
EDM〜Trapライクなブレイクとスクリーチが面白いWarfaceの新作。8月は先述したBurn (SZP Remix)やUnresolved - Revolutionといいキャッチーかつハードなドロップの曲がやや多かった気がします。Revolutionに至ってはもはやRawstyleと括っていいのかよくわからなくなっていました(格好いいけど)。
Malice - Fuckin' Die 2.0 (17/08/21) [Gearbox]
いつも通りキックがとにかく強くてうるさい曲が登場。ちなみに2.0ということは1.0もあるわけですが、そっちはかつてMaliceがfacebookページをハックされた時に犯人へのメッセージを込めたトラックとしてGearboxよりフリーで公開されていました。彼らの怒りが伝わってきます。
The Purge - Holdin' The Hit (17/08/21) [Spoontech]
先月のMind Dimensionとの合作Roll Upに続いて今回もクールだったThe Purge。キックといいシンセリードの音といい全体的にとにかく前のめりなノリが好みでした。
Chris One - Deathmatch (17/08/23) [Deathmatch]
TiLLT RecordsやThe Magic Showからリリースを行っていたChris Oneが自らのレーベル「Deathmatch Music」を立ち上げ再び登場。The Magic Showのリリースが彼の曲を最後に一年以上途絶えているのもあり、ClockartzによるDelirium Music同様期待が膨らみます。
先月分
